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KAMAKURA PILGRIMAGE 2012: the SIGNS

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NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA


巡礼の印


私の集印歴は浅く、義父の影響によるものです。しかし、自分で言ってしまえる自分の長所は、何歳になっても興味を持ったことはすぐに真似したり、手を染めてみようと思い立てることです。集印をするようになってから鎌倉に行くのは初めてだったので、今回はメジャーなお寺で御朱印を頂くというのが旅行のひとつのテーマでした。

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そういうわけで、今回の鎌倉巡礼で御朱印を戴いてきた場所を最後にまとめておきます。

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E-P3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

円覚寺

御朱印は、お布施(大抵300円)を支払って頂く印と墨書のことで、社務所に控えておられる職員や僧侶の方が書かれます。御朱印を集めるためにいろいろな寺院に行くようになると気付くのですが、墨書を書かれる方もさまざまで、いわゆる僧侶の装束を着た方もいれば、用務員のおじさんのようなカジュアルな格好をされている方もいます。年齢もさまざまで、大抵は歳を召された方ですが、たまに若い新入社員のような方にも書いてもらいます。

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E-P3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

建長寺

トップ画像中央の御朱印は、建長寺のものです。御朱印の墨書をする人は誰でも美しい字を書くのかと云えば、必ずしもそうわけではなくて、複数の比較ができるようになると(不謹慎ながら)見比べてしまうものです。上手下手の問題ではなく、好みの書か否かに近いかもしれません。建長寺の御朱印は、山門同様「さすがは五山第一位!」と唸るような風格のある力強い筆でした。

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NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

江島神社

写真は中津宮ですが、江島神社の御朱印は一番最初に詣でる辺津宮で頂きます。神社によっては中央に書いてもらう文字を選べる場合もあって、江島神社では「江島神社」と「弁財天」のどちらかになります。私は折角なので「弁財天」を書いて頂きました。

ちなみに、集印家は津々浦々に居られて、社務所に行くと大抵は同族の方々に出くわします。なかには御朱印帳を数冊抱えている、その道の達人のような方も。立派な御朱印帳はちょっとした芸術品と言ってよいほどの出来映えで、好きな御朱印帳を使うのも集印の愉しみのひとつです。ちなみに私は現在、成田山新勝寺の御朱印帳(とてつもなく地味)と湯島天神(梅の刺繍が施されている)を使っています。

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NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

極楽寺
鎌倉大仏殿高徳院

鎌倉大仏の前に極楽寺駅で降りて極楽寺に寄って来ました。極楽寺は写真撮影が一切禁止されており、こじんまりとした境内は静謐な空間でした。このお寺では御朱印帳を持参していないと御朱印を頂けないという断りがあり、墨書をして頂いた人もどことなく無愛想だったので、境内の空気と相まって結構緊張しました。しかし、手渡された御朱印帳を開いてみたら、実にしなやかで美しい書に驚きました。いままで頂いた中で、最も好きな墨書かもしれません。

続いて、鎌倉大仏殿高徳院へ。こちらは有名な観光名所なので大変な人出でしたが、御朱印を頂きにきていた人は居ないようで。こういう観光名所化している所ほど、御朱印の質がイマイチである可能性が高いということは少々気になります。

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NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

長谷寺

鎌倉大仏から長谷駅に戻る途中に長谷寺に寄ります。長谷寺は四季を通じてさまざまな季節の花が境内を彩る華やかなお寺です。最後に鶴岡八幡宮で集印しなければならないので、こちらでの参拝はほどほどに。立派な御朱印を頂いた後、長谷駅まで急ぎました。

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NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

そして巡礼旅行の最後は、鶴岡八幡宮。もう陽が落ち始めていたので、まっすぐ社務所へ向かい御朱印を頂きました(鶴岡八幡宮の墨書を書く方は、学生かと見間違えるほど若い男性でした)。その後、"あの"石段を昇り、倒れてしまった大銀杏の根本を上から覗き込みました。いま改めて自分で撮った写真を見返しても、"あるべきものが其処にない"という空白感を感じてしまいます。しかし、ただ悲しみに暮れるばかりではないのが鶴岡八幡様です。倒れた銀杏の木から出た小枝を「木霊」というお守りにして、お分けしてくださるという。こうなると、有り難いのか商魂たくましいのかよく分からない状況です。なむなむ。

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私は熱心な信者ではないですし、仏教についてもほどんど無知です。それでも日本の神さまであれ、外国の神さまであれ、その存在を信じているし、自分の能力や努力を超えた部分を託せる存在なのだと思っています。その一方で、御朱印集めに関しては、どちらかと言えばコレクター魂を燃やすような不純な動機に傾いていることは否めません。それでも、集印を縁にさまざまな寺社を詣でてみようと思うことは、決して不純ではないはず。これからも人生のミッションのひとつ(「ライフワーク」というのは格好悪いと思うので、敢えてmissionと言います)として、御朱印集めを続けていきます。おしまい。

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