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HATA fes. #3: Blue Butterfly

DSC00593
NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

片手ハンドル ぐらついた でも さらに踏み込んでやろう
転んでもいいや 転ぶくらいでいいや
過ぎ去った感傷に浸ってるのは もう嫌だ

青い蝶


2007年に発売された3rdシングル。秦くんの歌にあって、パーソナルベスト3に入れてもいいと思っているほど好きな曲。冒頭のフレーズとメロディから持って行かれます。坂道を下ってゆく自転車をモチーフに、今度こそ自分の欲しかったもの(=青い蝶)に手を伸ばして掴むのだという決意を歌った爽快な曲。秦くんの歌のなかにあっては、ややクドいと言えるほど力唱しており、その肩の力の入り方は3rdシングルらしい意気込み。「ここで勝負をかけるのだ」という気合いを感じます。

秦くんの歌声は"鋼と硝子で出来ている"と形容されたりしますが、個人的な印象だと大抵の曲では「硝子」の成分の方が多く入っています。私がこの『青い蝶』が好きなのは、シングルカットされた曲のなかでは「鋼」の成分を強く感じるからです。今度こそ掴んでみせるという力強いメッセージ、彼の声のなかにある鋼の成分、若さという勢い、きっと彼自身が抱いていたであろうプロとしての野心ーそのすべてがひとつの曲にパッケージングされたとき、いまからすると秦くんにしてはやや熱すぎる歌が出来上がってしまったような感じでしょうか。でも、私はそういう、ある時期、ある条件が揃ったとき出来上がってしまったような曲が好きです。この曲を聴くと、鎌倉辺りの坂道を、白い半袖シャツに学生服姿でチャリに乗って、海に向かってモーレツな勢いで下りながら、江の電の轟音にも消されないぐらい大きいな声で歌いたい気持ちに駆られます。私はもう学生服を着るとコスプレにしかならない年齢ですが、それでもこの曲を聴いていると「結構大丈夫、案外イケるんじゃないか?」と心が大きくなったりするのです。「青い蝶」なんて柔なタイトルですが、それぐらい気持ちを大きくさせてくれる鋼の曲だと思います。

| フェス | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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