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IDYLIC KYOTO 2012: the show Must go on

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GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0

雨降る京都・2日め / 平安神宮、金閣寺、北野天満宮篇


雨は一向に止む気配はなく、銀閣寺から何処に向かうにしても次はバスを使わざるを得ません。地図を見ると、銀閣寺と金閣寺は鴨川を挟んで、ほぼ正反対の位置にあります。というわけで、金閣寺へ向かう途中に平安神宮へ寄ることにしました。

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GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0

何百年の歴史を経ている寺や神社がひしめく京都市内にあって、平安神宮の創建は1895(明治28)年。なんだ、まだ百年少々しか経っていないではないか。しかも、創建の理由が「博覧会の目玉にしたい」という、何たる不純な動機。応天門はどことなく「軽い」感じがするし、その先に広がる空間は無駄にだだっ広く、大極殿がぽつねんとして佇んで見えるのは雨が降っているせいなのでしょうか。

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GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0

今度は大鳥居と思い、振り返ってカメラを構えたら、小さなお嬢さんが私をじっと見ています。数枚撮っていたら彼女は私が写真を撮っていることに気付いたようで、途中からポーズをとりはじめました。フードをすっぽりと被り、両手をVの字に曲げてにっこり笑う姿は、何だか小さな宇宙人のようで可愛らしい。お嬢さんの突然の粋な行動に対する私の動揺は、このフレーミングで伝わると思うので、そのまま掲載。プライバシー保護に過度に神経質になってしまうのですが、それならば声をかけて撮らせてもらう勇気を持つ方がよほど気軽で健全ではないかと思うのですけれどね。

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GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0

濡れた砂利を踏みしめながら、御朱印を頂くために大極殿へと進みます。この建物に限らず、平安神宮はオリジナルを縮小して復元されたものだそうですが、何となく中途半端な印象が拭えないのは、そのせいもあるのかもしれません。あるいは、今も昔も政治を執り行う場所というは味気ない場所ということか。こう言っては失礼ですが、特に感慨の無い場所でした。

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GX1 + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

大鳥居の前のバス停まで戻り、次は金閣寺へ向かいます。この頃になると陽は暮れ始め、朝からずっと雨のなかを歩いているせいで身体の芯から冷えて、ラグジュアルな金閣寺より一杯の温かいカフェオレを!という、花より団子な気持ちになっていました。But、the show must go on. 45mmで金閣寺を淡くぼかしてみたり、

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RX1

RX1でキッチリ撮ってみたり(かなりトリミングしてあります)。銀閣寺には別立てでひとつの記事を作ったのだから、金閣寺はこのぐらいでよいでしょう。パシャパシャと写真を撮り、御朱印を頂いて、用が済んだら早々に撤収。雨は、情緒を味わう心も無情に流していくのです。

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RX1

バスに乗ってホテルへ帰る途中、北野天満宮を通ることが分かり、慌ててガイドブックで拝観時間を調べたらまだ間に合いそうです。東京の数ある神社のなかで最も親密に感じるのは、湯島天神(結婚式場は湯島か山の上ホテルの二択だった)。いままで訪れたなかで一等好きな神社は、太宰府天満宮。私にとって、"学問の神様"である道真公とその方を祀る天満宮は思入れの強い存在です。そういうわけで、北野天満宮は是非訪れておきたいと思っていたのでした。湯島ほどこじんまりしておらず、太宰府ほどスケールが大きくもない、程々の北野という印象でした。実に渋い風格を放つ拝殿(上掲画像)は、国宝です。

ちなみに、私の頂いた北野天満宮の御朱印は、中央に2つの印(スタンプのようなもの)、それに「奉拝」と参拝日が書いてあるだけの実にシンプルなもので、頂いたときは「担当職員が帰ってしまって担当外の人だから簡略化ver.になってしまったのだな」と思っていたのですが、ネットで調べるといくつかの種類が散見されます。うーむ。ただ、中央に寺社名等が書かれないと、何となく画竜点睛を欠くという印象があります。

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RX1

天満宮と云えば、やはり臥牛像。北野天満宮にも至るところにおられました。三天神は残すところ防府天満宮のみです。これにて二日目の観光は終了。冷えた身体と空腹を抱えながら、私たちはこの日の夕食をとる予定の店へ行くために、烏丸御池駅へと向かうのでした。(つづく)

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