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MORNING GLORY @ IRIYA

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X-T1 + XF35mmF1.4R


入谷の朝顔市に恐れ入谷の鬼子母神

日本語の語感やリズムは音楽のようで愉しい。「恐れ入谷の鬼子母神」も声に出して言いたい日本語の1つです。
というわけで、先週行われた入谷の朝顔祭りに行って来ました。レンズはXF35mm1本です。


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X-T1 + XF35mmF1.4R

日比谷線の入谷駅から階段を上がって外に出てみたら人・人・人でした。大通りを完全に封鎖して、手前の2車線は朝顔市、奥の2車線は屋台が並びます。つまり、朝顔を買いに来る人と祭りとして屋台を楽しむ人が混在しないように配置されており、ゆっくり朝顔を吟味することができます。これはとてもよいシステムだと思いました。

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X-T1 + XF35mmF1.4R


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X-T1 + XF35mmF1.4R


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X-T1 + XF35mmF1.4R


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X-T1 + XF35mmF1.4R

ギュウギュウに詰めている屋台の対面には、同じぐらい(それ以上の)朝顔を売る業者さんたちの出店が所狭しと並んでいます。これほどマジマジと大量の朝顔を見るのは小学生のとき以来でしょうか。ねじり鉢巻に色鮮やかな衣装で威勢の良い声で朝顔を売り込むお姉さん、朝顔をあしらった粋な法被姿で熱心に栽培方法を伝授しているお兄さん。まるで夕飯用のコロッケを買うかのごとく手慣れた作法でスッとお気に入りの鉢を買っていく地元の人々。反対側では、地べたに座って焼きトウモロコシにかぶりつく少年、ビールを飲みながら祭りを満足そうに眺めるオジさん、そしてもちろんフラッグシップ機に大砲を装着して撮影しているアマチュアカメラマン。これぞ下町のお祭りという風情でした。

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X-T1 + XF35mmF1.4R

そして、遠くには霞むスカイツリー。東京の下町もなかなかよいものでしょう?


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X-T1 + XF35mmF1.4R

ベランダーとしては無論1鉢買って帰らないわけにはいきません。どの店でも「幻の朝顔」と呼ばれる団十郎朝顔をイチオシとしており、4種類の色や品種の異なる朝顔を組み合わせた鉢をメインで売っています。私たちが行ったのは夕方だったので、その名の通りほとんどの鉢の朝顔は閉じており、どういう花が咲くのかは用意された写真で想像するしかなく、おそらく本当の朝顔ファンは朝に行くのでしょう。私たちは竹で出来た円形支柱を使った昔ながらの風情が気に入って、その店で団十郎入り(Wikiによると正真正銘の団十郎ではないのだろう)の4種鉢を買いました。次の日から、私の出勤する時間でも毎日花を咲かせています。ちなみに、朝顔は英語ではmorning glory(朝の栄光)。英語でも素敵な名付けです。

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