PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

At the Hilltop 2014

DSCF7005
X-T1 + XF35mmF1.4R


今年は多めに語ります

結婚記念日の記事は毎年書いており(タグクラウド内のHilltopを押すとこれまでの記事が見られます)、山の上ホテルで行うことは毎年同じなので、どうしても変わり映えしない文章と写真になりがちです。毎年カメラは変わっているような気がしますが、それはさておき。


私たちの結婚記念日は7月22日で、結婚した次の年から当日またはその前後の週末に挙式をしたホテルで写真を撮り、夕食をとることにしています。夕食は奇数年が「てんぷらと和食 山の上」、偶数年が「鉄板焼 ガーデン」と決まっています。今年は奇数年だったので、てんぷらの年でした。

DSCF3879
RX1

結婚式を挙げる場所は、最終的に湯島天神で和式か山の上ホテルで洋式のいずれかにしようというところまで決まっていました。長く学問の世界に身を置いていたこともあり、学問やことばに関係の深い場所で挙げたいというのが、そもそも結婚式を挙げることに乗り気ではなかった私の唯一の要望でした。そして奥さんの唯一の要望は、父親にバージンロードを歩かせてあげたいということ。そういうわけで、多くの文筆家に愛されてきた山の上ホテルで挙げることに決まったのでした。

DSC01983
RX1

毎年写真を撮ってもらうという案は、結婚式当日に2人の記念写真を撮ってもらっているときに決めました。それは、親族でもなく、特別に近しいわけでもない人たちに、私たちを見続けてもらう縁を作るという考えです。当日に撮って、約1ヶ月後にいわゆるお見合い写真のようなきちんとした台紙入りの写真を郵送してもらいます(なので、我が家には10数冊分があります)。10年目の7/22に「10年経ってお互い年をとりましたね」と4人(毎年お二方で撮影してくれます)で少し感慨深く言い合ったときは、我ながら良い縁を作れたと思いました。撮影後「では、また来年」と言って写場を去るのは、これからもこの縁を一緒に繫いでいく確認です。

ところで、「御御足(おみあし)」という言葉はここで初めて聞いて、毎年ここでしか聞いたことがありませんが、細かい指示が多く出される奥さんが何度も何度も「御御足が」「御御足を」と言われていると思わず吹き出しそうになります(やはり写真は女性が主役なのですね。私など顎を引くぐらいの指示しかされません)。

DSC01990
RX1

右側の大葉で巻かれたものは、雲丹のてんぷらです。ここで初めて知って、いまでは奥さんが隔年で食べるのを楽しみにしている好物です。彼女は雲丹やフォアグラ、鮪なら大トロと高級な舌を持っている一方、私は雲丹もフォアグラも食べられず、寿司ならかんぴょう巻きが好きという庶民派にも程がある舌の持ち主です。今回は私のコースにもウニ天が入っていたので試しにひと齧りしてみましたが、どうしてこんなものをありがたがって食すのか理解できないと、残りをあげました。

DSC01995
RX1

夏にてんぷら山の上で食べるなら必ず召し上がっていただきたいのが、アスパラの天ぷらです。旅番組などで「これまで食べてたアレは何だったの!?」と大仰に驚いてみせるリアクションを見て食べ物ごときで大騒ぎしすぎと思っていましたが、このアスパラの天ぷらを初めて食べたとき、私たちもまったく同じ反応をしていました。旬に特上の素材を頂くということが、最も贅沢な食べ方であるということを再確認させられます。

DSC02001
RX1

なぜステーキと天ぷらを交互なのかと言うと、私が「ステーキと天ぷらは外食すべし」という経験則を持っているためです。大抵のものは自分で作れる(あわよくば、自分で作った方が安全だし美味しい)と思っているし、料理上手な私たちの母親の作ったステーキや天ぷらも確かに美味しいのですが、この2つだけはプロに任せるべきものだという結論に達しました。これだけ小さな粒のコーンを器用にまとめ、その甘さを最大に引き出しながら油っぽくならずに揚げられるのは、てんぷら山の上の料理人しかいないのではないかとさえ思います。

DSC02007
RX1

いくつかのコースがあるのですが、大抵かき揚げが食事の〆となります。このかき揚げは天丼、天茶、天ばらなど食べ方を選べるのですが、今年は天茶にしました。どんだけ海老が入っているんだよ!とツッコミたくなるかき揚げの下にはごく少量のごはん、その上から出汁を注いで頂きます。上記に紹介した以外にも魚や野菜の天ぷらをいくつも食べているので、ここに辿り着く頃には胃の中には美味しいものだけで満たされている状態になっています。

DSC02008
RX1

最後はデザートの果物。私はメロン、奥さんは小玉スイカ。渋すぎるデザートに「大人だなぁ」と思ってしまう私は、いまだに食べるということに関しては子供のようです。

食事に関する普段の関心事はカロリーと値段(と、ほんの少し材料の出所)だけなので、高級店で食べるということはほぼ皆無です。それどころか、コンビニ弁当を買うときですら値段とカロリーを気にするので奥さんに呆れられます。しかし、年に1回食べ物で贅沢をするこの日だけは、世の中にはいくらであろうと対価に見合う美味しい料理というのがあるのだとスっと理解できます。やはり、ステーキは天ぷらは外食すべしの経験則は間違いないのです。

| 写真日記 | 23:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

> ChayaEbiさん

私は基本的にルーティン(仕事でも、着る服や行動でも)が好きなので
アニバーサリー好きというよりは、単に同じことを繰り返すということが性に合っているだけなのだと思います。
せっかく結婚記念日を再確認できたことですし、来年はどうでしょう。結構良いものですよ。

山の上ホテルはとてもこじんまりした、アットホームと素人臭さの微妙な境界を行くホテルです。
でも、僭越ながら、自分たちのホテルだと思うぐらい、とても気に入っています。
稚アユもほろ苦くてとても美味しいですよ。この時期が旬なのでこれも隔年で頂いています。

レンジファインダーの最大の難点は寄れないことですね。
私はレンズ選びをするときにも寄れることは結構重要なファクターなので考えてしまいますね。
妄想をしているときが一番愉しいとも言いますし、はてさてChayaEbiさんの選択は如何に!?

| pltr0 | 2014/08/03 10:44 | URL | ≫ EDIT

おはようございます。

7月22日が結婚記念日なんですね!
我が家は7月27日でした。


でしたと言うのは、昨日嫁さんが何気に「知ってた?今日、結婚記念日だったみたいよ」との一言から判明。
※嫁も記念日は覚えてなかったみたいです。戸籍抄本をとる機会があったのでわかったとか(ほっ)

お恥ずかしい話、結婚記念日というか結婚記念月すら覚えてませんでした(-_-;)

来年からは何かイベントでもするかな・・・

自分のことで失礼しました。



山の上ホテル堪能させていただきました。

確かに天ぷらは家では限界がありますね。我が家では揚げ物全般が出来ないので、から揚げやとんかつすら家食では皆無ですが(笑)

アスパラの天ぷら美味しそうですね。素材そのものを食べるといった感じでしょうか?隣の稚アユも捨てがたい感じはしますが。

こうやって見ると、RX1はさすがって感じですね。
RX1は寄れる。もちろんFUJIも。でもLeicaは???


しばらく妄想の日々は続きそうです(笑)

| ChayaEbi | 2014/07/28 06:40 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://pltr0.blog37.fc2.com/tb.php/1401-d3fc45b6

TRACKBACK

NEWER | PAGE-SELECT | OLDER