PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

Calmato Aomori 2015: Lunch at CHEZ-MOI

DSCF8803
X-T1 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

フランス料理の街で昼食を


DSCF8801
X-T1 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

弘前について調べてみて初めて知ったのですが、この街はフランス料理の店が多いことが有名なようです。調べて初めて分かるという時点で有名と言えるのかというのはさておき(私が単に無知なだけなのでしょう)、ともかく弘前市内にはいくつかのフランス料理店があります。松本での悲劇を教訓に今回は事前に予約を入れておこうということになりました。最も有名と思しき店にアタックしたものの敢えなく敗退。ということで、青森旅行2日目のランチはシェ・モアさんでフランス料理と洒落こみます。

DSC02631
RX1

店の外観を見ても分かるように、フランス料理店と言ってもいわゆる高級なオートキュイジーヌを出すようなレストランではなく、ビストロと言った風情。可愛らしい花柄のテーブルクロスも、店内の雰囲気も、スタッフも、料理も、サービスも、そして値段も、すべてが大衆食堂のレベルです(この店のHPでも自ら「フランス食堂」と謳っています)。でもそれは馬鹿にしているということではなくて、そのぐらいが私たちには丁度良いのでした。どうせ私たちだってきちんとしたマナーが身についている上流階級ではないのだし、サーヴされる料理をデジカメで写すなんて行為は不躾な行為の極みというものです。少し曇った弘前の街で、気軽に美味しいフランス料理を食べる。美味しそうなものを存分に撮ってもスタッフは嫌な顔ひとつするどころか、サーヴのタイミングを見計らってくれたりする。それは小確幸な時間、calmatoなランチの始まりです。

DSC02632
RX1

これは、リンゴのスープ。弘前はリンゴの産地ということで、リンゴのスープを売りにしている店もあります。シェ・モアにもリンゴのスープが入っているコースがあり、どんなものかと若干心配していたのですが、淡い桃色の冷たい液体でした。表現するのが難しい味ですが: まず、いわゆるガムの「りんご味」のようなものではなく、紅玉を齧ったときの少し青臭い酸っぱさを感じます。食べているときの感覚は、ヴィシソワーズ(ジャガイモを使った冷製スープ)に近いかもしれません - 全体的に淡くて薄い味付けで、よく味わうと素材の味が感じられる。しかし一方で、「何味のスープですか?」と聞かれたら、ほぼ全員が間違いなく「リンゴ味です」と答えられるはず。そういう味でした。シェ・モアで期間限定と書いてあったのは、おそらく冷製スープだからでしょう。確かに、これは冷製だからこそ成立している料理かもしれません。

DSC02634
RX1

ランチは私が頼んだ「りんごランチコース」を含め計5つあります。奥さんは一番ベーシックなAコース(オードブル+スープ+メイン+パン+デザートと飲み物)を選びました。HPではこれで1650円(税別)と記載されているので弘前価格なのか!衝撃を受けていたのですが、実際は選ぶメイン料理によって価格が変動するタイプでした。というわけで、それなりのものを選ぶとそれなりの値段がします。奥さんは魚料理(何の魚かは失念)を注文。春巻きの皮のようなものの中に魚が入っているというわけです。"食堂"の出す料理ですが、盛り付けもゴテゴテしておらず、気配りも感じられます。むむむ...侮れないぞと、井之頭五郎のように内心ほくそ笑むのでした。

DSC02635
RX1


DSC02640
RX1

りんごコースは魚料理と肉料理があり、どちらもソースにリンゴが使われているようでした。普通に美味しかったです。


DSC02646
RX1

デザートは、紅茶のシフォンケーキと実にシンプル。ミルクティを飲みながら2口でシフォンケーキを完食したときには、すでにもう満腹の域を超えていました。弘前でも、少食のくせに向こう見ずに頼んでしまうという悪い癖が出てしまったようです。旅行先で昼ご飯にフランス料理というのもどうなのだろうと思っていましたが、そもそも日常生活でも滅多に食べない類いの料理なのだから気にする必要はありませんでした。むしろ、はるばる弘前まで来て、昼下がりに、こじんまりとした食堂で夫婦ふたりでフランス料理のコースを食べているというシチュエーションが少し滑稽で、しかし料理はどれも美味しく(撮り甲斐もあって)、消えない思い出として静かに錨が降ろされた気がしたのです。美味しい昼ごはんを食べたら、いよいよ弘前城見物へと向かいます。つづく

| 旅行記 | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://pltr0.blog37.fc2.com/tb.php/1587-d61b5274

TRACKBACK

NEWER | PAGE-SELECT | OLDER