PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

Climbing Mt. Takao

DSCF0734
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR


高尾山を登る

盆休みに初めて高尾山を登ってきました。


DSCF0694
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

8/11に放送されたNHKの特番『北アルプス ドローン大縦走』を観て痛く感動した夫は、いつか槍ヶ岳を登頂するのだと宣言したら、あなたには無理と妻にバッサリ切り返されたのでした。無論それは私の絶望的な運動神経のせいでもあるのですが、何せよ第一歩を踏み出すことは大切です。というわけで、奥さんが前々から一度行ってみたいと熱望していた高尾山に行ってみました。東京都内(八王子市)ではあるのですが、駅前や立ち並ぶ土産物屋は"田舎の観光地"という風情です。

DSCF0713
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

高尾山は標高559m。目指せ槍ヶ岳と意気込んでいるわりには途中まではリフトを使ったので、登山したと云ってもなだらかな傾斜を小1時間歩いた程度です。この日は張り切って登山者風の格好をしてきたのですが、Tシャツ+ジーンズ+スニーカーと普段着の格好の人も多く(熊よけの山鈴を提げた本格的な方も見かけましたが)、やや拍子抜けした気分。薬王院への参道は、途中急な男坂となだらかな女坂の二手に分かれるのですが、せめて登りは男坂を選びました。

DSCF0756
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

これは男坂を登りきってしばらく歩くと出会う、たこ杉。樹齢450年を超える巨大な杉で、名前の由来は根が蛸の足であるからだそうです。横から撮ってみると、確かに蛸の足のように八方に根が広がっています。

DSCF0723
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR


DSCF0732
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

大本堂(上)、さらに奥に御本社があります。高尾山はそもそも修験道の道場であったことから、至るところに宗教的な徴が散りばめられています。天狗信仰はその象徴で、薬王院には(たくさん撮ってはみたものの載せられないほど)大小の天狗像がてんこ盛りです。トップ画像にある鼻が高く団扇を持った方が大天狗、上の画像の嘴を有する剣を持った方が小天狗。薬王院本堂の左右にはこの大天狗・小天狗の巨大な面も飾られています。そのちょっと驚くサイズの巨大面を眺めながら、これはまるで部屋にアイドルの巨大なポスターを貼っているのと同じことだなと思いました。偶像崇拝は、古今東西永遠に不滅のようです。

DSCF0737
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

山頂にたどり着きました。ここで記念撮影をするためには列に並ばないとなりません。山頂と云っても鬱蒼と茂る樹木のせいで視界が開けるわけではなく、小高い丘の上で遠くの都会を眺めるという感じです。特に達成感や爽快感はなく、10分もいれば暇を持て余してしまいます。

DSCF0762
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

リフトに乗って下山する前に、十一丁目茶屋で団子を食べて一休み。みたらしとよもぎの二種類でしたが、私は断然よもぎ派です。

DSCF0776
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

下山した後は駅の真ん前にある高橋屋で冷やしとろろ蕎麦を頂きました。高尾山は(特にとろろ)蕎麦が有名でいくつかの蕎麦屋が立ち並んでいるのですが、どうやら高橋屋が老舗で有名のようです。登る前に様子を見たときは昼時ということもあって1時間以上待ちという大盛況でしたが、ハイピークを過ぎれば待つことなく座れました。見た目は温かい蕎麦のようですが、冷たい汁の蕎麦です。こういうビジュアルの蕎麦は温かい汁で食べたいものだし、冷たい蕎麦ならざるそばで頂きたいと学習しました。見た目通り素朴な味でしたが、蕎麦と自然薯は飾り気のない美味さでした。

DSCF0790
X-Pro2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

最後は、最近できたオシャレ系施設"高尾599ミュージアム"で展示物を見たり、サイフォンで淹れたコーヒーを頂いて帰りました。この界隈では唯一垢抜けた施設で、屋内は清潔で展示物もなかなか興味深かったです。駅から見て一番奥にあるのですが、せっかく此処まで来たなら寄ることをお勧めします。

さて、ミシュランガイド三ツ星獲得で一躍話題となった高尾山ですが、それはあくまで外国人旅行者の視点からの利点(限られた滞在期間のなかで、都内観光と併せてスピリチュアル体験を含むアウトドア・アクティビティもできる)に過ぎないかなとも思いました。私はこういう"田舎の観光地"という雰囲気がどうにも苦手で、次に訪れるとしても数年後で充分そうです。高尾599でコーヒーを頂いたのに、新宿のブルーボトルコーヒーでもアイスカフェオレを飲んで「嗚呼、やっぱ都会で飲むカフェオレの方が美味い!」と思ってしまうわけですから、槍ヶ岳登頂など遥か百万光年先の目標と言えそうです。

| 休日の過ごし方 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://pltr0.blog37.fc2.com/tb.php/1756-aee040f0

TRACKBACK

NEWER | PAGE-SELECT | OLDER