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stray cats 10

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D700 + Makro-Planar T* 2/50 ZF.2


ぎゃぼーんの先にある、シビアな過酷

土曜日は撮りためしておいた『のだめカンタービレ』映画版・前編を観て、暫しのブレイクの後
後編をオンタイムで観るというNODAMEな夜になりました。
まだ世間的に広く知られるようになる前から、奥さんの目利きにより我が家に揃い始めていた本作。
確かに面白いけれど、まさか映画化まで行くほどブレイクするとは思いませんでした。

改めて映画版を通して見ると、原作に対する敬意を持って作られていること、上野樹里嬢のハマリ役であったことに尽きます。
特に、漫画では伝えづらい(素人には音を聴いただけでは判りにくい)、のだめのピアノにあるという音のキラキラ感を
特殊効果やアニメなどを使って視覚的に解りやすく伝えているのは、素晴らしかった。実写化したからこその補完。

のだめの怪物的キャラ、細々と散らされているギャグ的要素に眼が行きがちですが、この作品のテーマは結構シビアだと思います。
難解で敷居の高いクラシックの世界を分かりやすく描いたのではなくて
自分の意思とは無関係に才能を持って生まれるということ、それを受け入れて研鑽する人生に身を捧げることの過酷さを
嫌みなく、共感しやすいよう、叙情的に描いているところが出色だと思うのです。
のだめは潜在的に何人にも羨まれ、妬まれ、しかし、そういう何人もの人々を才能ひとつだけで踏み倒して来ていたに違いない。
のだめを現実離れしたキャラクターにしなければ持たないほど、過酷でシビアな世界であると云うことではないかと思うのです。

| ロバは考える | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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